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結局1回しか更新できてなかった
まぁそんなもんか

久しぶりおんぼろアパートに寄った
近くを通る機会があったのと、ただ単に気が向いたから
最初に此処に来たときから6年がたつ
歩くのは2年ぶりだった、裏道が懐かしい
昔と変わらず建物が古びているせいで、記憶が鮮明で鮮やかなモノになっていく
中に入って螺旋階段を上がって、2階の奥のとある一室の玄関の前まで行った
知らない名前のプレート、ゴミの入った虫かご、見覚えの無いものばかり、今はどこかの一家が住んでるらしい
此処はちゃんと時計通りに動いてた
そっか、なんて納得している自分が馬鹿馬鹿しくて笑ってしまった
居る理由も無くなったのでさっさと出てた
アパートは入った時よりもどこか薄汚れていて色褪せてみえた
決して悪い意味じゃない、かといって良くもない、そこには関心はなかった
帰り際使ったエレベーターがタイムマシーンだったんだと、当て擦りな妄想に包んでその辺に捨てた

ラインが消えかかって自転車がないとそれとはわからない駐輪場に、目付きの悪い野良猫が4,5匹集まっていた
見慣れた風景だった
中にオッドアイの白い猫がいた
最初に見た時はまだ子猫だった、だいたい三年くらい前
まだいたんだ
大人になっても周りの猫より小さく痩せていた
俺の事覚えてんのかな、少し期待をしつつしゃがんで待った
人に慣れているせいか、ゆっくり近づいてくる
二歩歩けば触れるくらいの距離まできて座り込んだ
手を伸ばしても触れられない
猫との空間は雲とのそれに似ていた
白猫は何かに怯えたような、もの寂しそうな目をしていた
そこには子猫の頃の面影があった
けれど青と緑の瞳に映った何かは分からなかった
忘れてしまった
この猫もそうだろう
また会った時に思い出せたら
それまで忘れる事にしよう

寒いし腹へったしそろそろ帰るか
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【2012/11/02 17:48】 | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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